1/35 タミヤ38(t)の塗装

おはようございます!またまた久々の更新となってしまいましたが、模型の方はバシバシと作っています。38(t)以外にも色々と手を伸ばしているのですが、今回は塗装編ということで冬季迷彩をメインにご紹介していこうかと思います。その前に、戦車に搭載する荷物をちょっとだけ自作してみたのでその解説から。

元々はさくっと作って完成させたくて製作し始めたタミヤのサンパチですが、いざ作るとやっぱり荷物を積んでみたくなっちゃいました。砲塔後ろにはタープ系をエポパテからスクラッチ。自作が不安な方は、僕のように1つや2つ既製品を混ぜてやると良い感じに誤魔化せます。手元にあったタミヤ米軍車輌アクセサリーセットからタープロールを選んでみました。別にドイツ軍がつかってても問題ないよね。
車輌後部左側には燃料缶を搭載するためのラックを増設。0.2mmの銅版から切り出した簡単な構造のものです。燃費が悪かったのか、悪化する補給線に対応するためなのか、戦中の38(t)にはこのような急造ラックが良く見受けられます。その他にもバケツやガスマスクといった備品を適当に放り込んで置きました。バケツはTAKAPAINTさんのプラモログの1記事を参考に。
右側のフェンダー上には本来であれば燃料缶が2つ載るのですが、それを取っ払って薪を一束載せることに。薪は割り箸を細くカットしたものや、ジオラマ素材を使用しています。中にオノなんかを混ぜてあげると良い感じになりました。

ここから本題の塗装へと移ります。全体を中性洗剤と暖かいお湯で洗浄してから、愛用のガイアノーツ スーパーEVOでサーフェイサー処理。その後、Mr.カラー37番(グレーバイオレット)に72番(メディアムブルー)で青みを足したもので基本塗装を行いました。

単色塗装であればこのままどぎついカラーモジュレーションをかけるのですが、今回は説明書の塗装図を無視して冬季迷彩を施します。あまり懲りすぎても7割がた見えなくなってしまうので、ハッチや道具箱といった要所にのみカラモジュしています。砲塔の赤いナンバーが非常に映えますね。好みが分かれる思いますが、モノクロなジャーマングレイ単色よりも、少し青みがかかったものの方が僕は好きです。史実よりも模型映えするほう選んじゃいます 笑

機銃やサスのスプリングを塗り分けて、ラッカーの半光沢クリアで全体を保護しておきました。いよいよ冬季迷彩に取り掛かります。「久しく冬季迷彩してないな~」なんて思っていたら、最後に冬季迷彩車輌作ったの5年前でした。YouTubeのAndyおじさんより学んだヘアスプレー技法で挑んだんだっけ… 今回もYouTubeの動画を参考に進めて言ったのですが、見たのはこの方の動画。NightShiftというチャンネルですが、オススメなんてレベルじゃないです。高画質、見やすい画角、高い技能、面白く分かり易いしゃべり… AFVモデラーにとっては、今YouTubeにあるチャンネルの中でベストなんじゃないかな?

まずは一層目、ベースとなる層をヘアスプレー技法で塗装します。つかったのは普通のケープヘアスプレーと、タミヤアクリルのフラットホワイトをアクリル溶剤で溶かしたもの。白い塗料が残り易いであろう凹部やスミッコはあまり剥がさないように。5年前ならこれにスミイレして完成!だったのですが、今回はもう2手間くらいかけてあげます。先ほどのフラットホワイトをかなり薄めに希釈し、二層目を吹いていきます。

ここで少し手違いが発生してしまいました。一番最初に塗ったヘアスプレーの膜がまだ有効だと思っていたのですが、一度剥がし作業を行うと効力失われてしまうんですね… 当然、二層目のフラットホワイトは水とブラシでゴシゴシこすっても全く剥がれませんでした。仕方が無いので、スポンジやすりで直接塗膜を削っていきます。これが案外上手くいき「めっちゃ凄い発見したんじゃね?」と自惚れていたのですが、どうやらやすりでこすって剥がすなんてのは30年前から割とポピュラーな技法なんですね 笑 全然知らなかった。

二層目を剥がし終えた38(t)が↑の写真です。やはり、単層と複層ではリアリティーが段違いですね。チッピングのような激しい剥がれもありつつ、経年劣化であろう流れ落ちたようなハゲもあり.. これが合わさることが大事なんですね。元々冬季迷彩に使用された塗料はそんなに丈夫なものでもないので、季節中なんども塗りなおされたようです。優先的に塗りなおされる車輌横面に白を多めに残し、上面は基本塗装のジャーマングレーが多く露出した状態にしています。なので模型を真上から見るとほぼグレーに、真横から見ると真っ白に見えます。

冬季迷彩のベース塗装が終了したので、さらに深みを出すためにも油彩でブレンディングしていきます。

使ったのはアプタイルンクのスノーホワイト。ヘアスプレーチッピングを経たフラットホワイトがなんだかグレーっぽく曇ってしまったので、これで白味を復活させます。他にもストリーキングやドッティング、なんでも油彩で出来ちゃうので便利ですね。カタカナの技法名ばっかりで分かりずら!って思うのですが、日本語で説明できない… 泣

クリアで保護してスミイレして一段落と思っていたのですが、後部荷物の塗り分けの際に使用したマスキングテープを剥がしているときに悲劇が

僕の親指、おばあちゃん家で出てくるしなびれたコープのウィンナーみたい

まさかのデカールまでもっていかれました。予め粘着力を弱めていたのですが、ほぼ丸ごと印字部分のみ剥がれています。幾度と無くデカールを貼ってきましたが、こんなことは初めてです。今回デカールを貼ってからトップコートで保護するまでの間に2週間ほど時間が空いてしまったのですよね。もしかするとこれが悪かったのかも。
激落ちするモチベーションをなんとか保ちつつ、頑張って手書きで塗りなおしました。白い縁取りまで再現できる自信は無かったので、元のデカールより一回り大きいナンバリングになってしまいました。力強くなったとポジティブに捉えておきます。

そしてようやく完成した冬季迷彩がこちら

ちょ~っとスミイレがくどかったかも知れませんが、全体的には良い感じです。やはり二層の冬季塗料と油彩での表現が効いているのではないでしょうか?

スクラッチした荷物も満足できる出来です。レジン製のアフターマーケットのような出来ではありませんが、もっと繰り返し練習するとリアルになっていくのではと思います。造形の技術はもちろんですが、どこになにを置くかという取捨選択も大事ですね。タープといった柔らかいものと、缶や木箱といった硬いものをバランスよく配置するのが中々難しいです。

さて次回は足回りの汚しと、初挑戦する雪表現を紹介する予定です。出来れば完成まで一気にもっていきたいですね。

ではまた!

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