紫電改 & 模型店を見てきました

こんばんは。
75年ほど前に日本は色んな国と戦争をしていた訳ですが、総力戦とだけあって、戦争の名残をいたるところで見ることが出来ます。僕は姫路市在住ですが、30kmほど離れた鶉野という場所に紫電改が展示されているとのことで、早速バイクでひとっ走りしてきました。かねてから見たかった展示ですが、残念ながら常時ではなく第1・第3日曜日のみ開催されています。仕事上週末勤務が多い僕ですが、珍しく休みをもらったので行って来たというわけです。

晴れの日は外で、雨天でも掩体壕を模した倉庫内で見ることが出来る

紫電改の展示は「加西市防災備蓄倉庫」で行われています。広々とした農地を走っていると、早速屋外展示中の紫電改が出迎えてくれました。備蓄倉庫裏に車・バイク用駐車場が併設(無料)されており、姫路市街からでも割とアクセスの良い場所にあります。

紫電改の紹介をする前にまず、なぜここ鶉野でこのような展示がされているのかを知っておく必要がありますね。生まれて24年ずっと姫路に住んでいた僕ですが、近場にこのような歴史のある基地跡があることすらしりませんでしたから…
開戦後しばらくたった1943年、次々と消耗されていたパイロットを育成・補充する為に、鶉野に姫路海軍航空隊基地が設立されます。滑走路が併設されたこの基地で、数々の新人パイロットが教練し、配属された他基地へ飛び立っていったそうです。米軍機からの攻撃を受けながらも運用が続けられた鶉野飛行場ですが、最終的にここから神風特攻部隊(白鷺部隊)が飛び立っています。戦後は米軍に接収された後、滑走路として再び使われること無く、今現在は基地の大部分が農地となっています。今は、対空機銃座跡や防空壕、掩体壕がポツポツ残っているのみです。

実機ではなくあくまでレプリカ。飛びませんが、実感はたっぷりです。

で、「どうして紫電改なのか?」です。飛行場近くには川西航空機(現 新明和)の工場が併設されており、そこで466機の紫電、40機ほどの紫電改が製作されました。現在ではアメリカに3機存在する紫電改ですが、戦後鶉野に残っていた新品を横須賀まで運んだものだそうです。日本国内では愛知県に引き上げられた紫電改1機が存在するのみです。そこで、鶉野の町おこしの一環として、過去の歴史を忘れない為として、紫電改の1/1レプリカが作られたわけです。鶉野飛行場と航空機工場については、加西市がまとめたこちらのPDFが大変参考になります。もっと詳しく知りたい方は是非ご覧ください。

計器類も再現済み(らしい、前年ながら覗き込めなかった)

ちなみにですが、僕はつい最近まで紫電改なる飛行機の存在をしりませんでした。うっすら名前聞いたことあるかな~くらい。その程度の知識で実機の解説をするのもなんなので、英文ウィキからの抜粋です。

“川西N1K-J紫電は、日本帝国海軍によって運用された陸上戦闘・迎撃機である。連合軍よりジョージと略称を与えられた紫電は、第二次世界大戦中に日本が製作した軍用機の中で、最も優れていたものの1つであった。紫電改は旋回中に自動でフラップを制御する新機構が採用され、大柄な機体から想像できないほどの優れた旋回性能と重武装を併せ持っていた。代表的な零戦が陳腐化する戦争後期、紫電改はF6Fヘルキャット、F4Uコルセア、P-51ムスタングといった連合国最高級の戦闘機と渡り合うことが出来た名機だ。”

とあります。性能はともかく、のっぺり重厚感のある大柄な機体はあまり好みではありません。ですが、実機のレプリカを見て素直に「あ、かっこいい///」ってなっちゃいました。まず、飛行機ってこんなに大きいんですね。写真を見てもらうと、操縦席周りと比べて機体が非常に大きいことが分かります。こんな重くてとてつもない機械の塊が、空を軽快に飛んで空戦するわけですからびっくりです。

この紫電改はあくまでレプリカですので、内部構造は実機と全く違うでしょうし、もちろん空は飛べません。プロペラも危険なため完全固定とのこと。しかし外部の再現度合いは凄まじく、波打った外板や各部のディテールは実機さながらです(実機見たことありませんが)。この迫力を堪能できただけで、寒い中1時間バイパスを走って良かったと思えました。
途中で雨がポツポツ降っていたので紫電改は中にしまわれてしまいましたが、当時近隣に住まれていた方の貴重な話や、エナーシャ始動の模擬動作等も見れて非常に濃い1時間を過ごせました。

近くに来る予定がある方、よければ寄ってみてください。展示は不定期でしか行われていないので、ホームページ等で情報確認を事前に行うことを忘れずに!


さて、当初の目的だった紫電改を無事に見ることが出来ましたが、今日のツーリングはまだ終わりません。SNSで交流させていただいているモデラーさんより、「姫路近隣にも良い模型屋あるよ」と教えてもらったので早速訪問してきました。

モデルショップ ノア さんです。なんと僕の同名です。しかも英語のスペルまで一緒。初めて訪れるのに親近感沸きます 笑
実は姫路はミリタリーを扱う模型屋さんがほぼ無く、あっても潰れちゃったりと中々悲惨な状況です。モデルショップノアさんでは、ミリタリーの定番タミヤMMやハセガワの飛行機キット、さらには量販店ではまず見られないような海外メーカーキットやアフターマーケットパーツまで所狭しと陳列されています(ちょっと狭いけど、それは全国の個人模型店に言えることですね)。

非常に気さくな店主さんが迎えてくれます。模型のことあまり知らないけどやってみたい!そういう初心者の方でも安心して入れる雰囲気なお店です。入ってすぐにショーウィンドゥがあり、中々高レベルな作品が展示されています。今日初めてお会いしたNさんの作品も無事拝見することが出来ました。実はNさん、僕がユミコン模型会の仲間たちと会う前からの付き合いだったのです。当時は知らなかったけど、僕が実際にお会いしたモデラーの中では一番古い付き合いになるのかも知れません 笑

ドラゴンが当時の価格のまま販売されてたり..

アフターマーケットの類もたくさん。姫路でホーネットの頭なんて見つけられないですからね!ほんとに… 早速、ソ連兵のヘッドと、レジン製フィギュアを購入しました。38(t)の次はソ連戦車つくらないとね。店内でお会いした皆さん、店主さま、ありがとうございました。

いつもは休日ダラーと過ごす僕ですが、今日は中々充実した一日でした。38(t)もちょくちょく製作しているのでご心配なく!今年も自分のペースでちびちび模型を楽しみたいと思います。

「今年も」とタイプしていて気付きましたが、新年の挨拶がまだでしたね。
本年も本ブログ&タンクコーボーをよろしくお願いします!

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