
こんばんわ!
JSU-152の塗装を開始するにいたり、どんな仕上げにするかをそろそろ決めなくてはいけません。
1/72でカラモジュをやってみる、冬季迷彩をきめる、などなど思案した結果、「錆びた展示車輌」を作ることに決定。ロシアでは戦車がよく野外展示されているのですが、中には状態の悪いものもあります。
もはや展示?といえるのか ゴミ捨て場みたい
上手い具合に進めば、コンクリート製の展示台やフェンスなども作ってみようかと思います。模型本4×2にそんな情景の作例が載せられているんですよね。
そうと決まれば、まずは下地となる錆び塗装です。
ベース色は、すでにオキサイドサフを塗っているので不要。Mrカラーのブラウン、レッド、イエローを適度に調色しながら吹いていきます。どうせ殆ど上地で隠れてしまうので、ムラになっても大丈夫。逆にムラがあったほうが見栄えが良くなる気がします。

吹き終わったら、今度は薄めの錆び色で、ランダムに染みのようなものを浸けていきます。僕はエナメルを使用しましたが、油彩だともっと扱いやすいのではないかと思います。

ムラに吹いたのが効いていますね。
とりあえず「らしく」見えればいいのです。何度もいいますが、どうせ殆ど隠れちゃうので 笑
クリアーで保護した後、ヘアスプレーはがしにかかります。
これまでヘアスプレー技法に頼りまくってきた僕の腕の見せ所です。

鋳造部分や平面面積の多い箇所は剥げを少なめに、薄いフェンダーや板がね部分は逆に剥げを多めにとりました。
爪楊枝や筆をつかって、コツコツとはがしていきます。

いいかんじ.. なのか?
上手くいった部分と、いかにも偽者っぽい部分とがありますね。
上地に使用したのは一色だけだったので、全体的に単調になっている感も否めないです。このあたりは、今後のフィルターやピグメントで調整していくしかないですね。

1/72ってカワイイ!
ではまた~