暑い… 暑い…. 暑い!!
目下稼働中であった我が家の扇風機第3号が壊れました。軸が詰まった印象だったのでオイルを拭いてあげたのですが、高温&振動が酷いので諦めました。
安い扇風機でも、クーラーの無いこの家にとっては大きな助けでした…
今日からは扇風機の無い蒸し暑い部屋で寝ることになりそうです -_-
次の製作課題が届くまでの間の数日に、何か少し違うことをしようかと思いモンモデルのMe163をかじる事にしました。
モンの黎明期の作品かな? 1/32の大型スケールですが、コメット自体が小さめな機体なのでちょうど良いサイズになりそうです。
コメットは有名すぎる機体なので、説明しなくても大丈夫ですよね?
ジェットエンジンの変わりにロケットを積んで、ピューとありえないほどのスピードで迎撃高度に到達することが可能だった独末期の迎撃機です。
0:15からの垂直飛行.. 限られた燃料であっても、こんな上昇ができる飛行機恐れられたでしょうね。連合軍はMe163が稼動している空軍基地に近い飛行航路を取らないことでリスクを減らしていたようです。
昔タミヤのMe262用にと着色済みエッチングシートベルトを購入していたのですが、残念ながら1/48用です。1/32には一回りちいさいので、ここはおとなしくキットに含まれるエッチングパーツを使用します。

少々硬く曲げずらいですが、ピンセットで慎重になじませましょう。
良い感じです。
計器パネルはプラかエッチングかの選択式。細かく筆塗りしたい!って方はプラパーツのほうをオススメします。折角メーター類が抜けたエッチングがあっても、デカールがばらばらなので結局は一つ一つ貼り付けてあげなくてはいけません。エッチング用に一つにまとまったデカールも入れておいて欲しかったですね。

バスタブ内も少しディテールを追加してあげます。
欠かせないのが、左右燃料タンクを保持するストラップ。0.2mmのプラペーパーを短冊状に切り接着しました。
他にもラダーペダルのストラップ、コード類、空気ホースを製作。

特徴のあるレバーもいくつか作りました。
先っぽは溶きパテを盛って再現しています。過度にディテールアップしても見えないと思うので、このくらいにしておきましょう。
忘れないように、後部防壁の覗き窓をマスキング。
フレームに押し当てて、その線になぞってデザインナイフで切り出したマスクを使用しました。
これでコックピットの組み立ては終了、どーんと塗装もしちゃいましょう~
モンの色見表はファレホなので、勝手にMr.カラーに変換しながら塗装していきます。幸い独機内色という名のダークグレーが手持ちにあったので、エアブラシでささっと吹きます。
ハイライトを入れた後、タミヤエナメルで細部を筆塗り。

エッチング製のメーターパネルはかなり塗りづらいです。
燃料タンクのストラップはライトブラウン。両脇真後ろと毒性の高い燃料に囲まれてよく戦闘任務をこなせたものです。
有名な話ですが、スキッドを使用するコメットは着陸が難しく、事故が頻発していました。機体の損傷は軽微でも、漏れ出した燃料に犯されて殉職するパイロットも幾人かいたようです。
南無..
パネルのアップ。

右の白黒のパネルは実際は水色だったようです。また青系のタミヤエナメル買っておかないとね。追加工作したレバーも良い味が出ているかと思います。

細部塗装が済むと、Mr.カラーのつや消しでしっかりとクリアコートします。
この後ウォッシングをする予定なので、エナメル塗装を保護してあげなければいけません。気持ち厚めに吹きました。

ウォッシング後…
ふき取り用の綿棒も買わなきゃな~

軽くドライブラシも施しています。
皮が褪せたヘッドレストに見えるかな?
シートベルトの塗装も案外うまく言っ思います。

バスタブの底面は擦れて金属地が見えた風に。
フラットアルミを使用しています。
一通り塗装が済んだら、今度はデカール。
1/32でもメーターパネル一枚一枚のデカールはかなり小さいです。

マークソフターを使用しながら穴にフィットさせます。
デカールが大きすぎてはまらない、なんてことはないので、慎重に作業を進めれば上手にできるはずです。

もう少しデカールのクオリティが高くてもいいんだけど。
それとも実機のメーター類もこんなに簡素なのかな?
そんなこんなで、1/32コメット完成!!(*コックピットのみ)

昨晩から製作を開始して、今日の昼ごろに終了。
集中して作業したのであっという間に終わりました。


クリアパーツのマスキングもうまくいきました。
同じく昼ごろ、注文していた「スーカ」が到着。
思ったよりコックピット製作が楽しかったので、AFVに対するモチベは低めです。
次はエンジン作っちゃおうかな~